てけとーな日常と気に入った民話を報告するブログ・・・?


by Hemorrhage

ジャァァァアァアアック

ここで大概の話は前回ので終了するのだが
英国はちと違った

英国の主人公ジャックの場合

村でも有名な金持ちになったジャックは
「俺は大金持ちニダー。俺に見合う一番の大金持ちの娘と結婚するニダ。イルポンどもは皆お金をもって村の広場に集まるニダ。ジャックマンセー!」
と宣言し、家の金を残らず集めた村中の娘を広場に集めて並ばせる
その中には昔からジャックが恋心を抱いて居た娘が居るのだが
その娘は非常に貧乏で銅貨2枚しか持っていない。
そこで、我等がジャック、その娘に対して

「貧乏人は下がっていろ。列に加わるな!」

と優しい言葉をかけて、娘に蹴りを食らわして列から遠ざけます
号泣する娘。娘のエプロンは涙で一杯になったと言います
そこで、集まった娘全員を見て周り、金貨銀貨の束を見てご機嫌になったジャックは
にこやかに

「棒よ!娘達を打ち倒せ!!」

と叫び、娘を全員なぎ倒す

( Д )   ゚ ゚


そして倒れた娘達から金を奪い、蹴りを食らわせた娘に全て渡して
「これで君はこの村一番の大金持ちだ。ボクと結婚してくれ。」
「はい!」
と言うハッピーエンドを迎える。

まてまてまてまて
ジャックは魔法のロバから欲しいだけ金を手に入れることが出来る
それにも構わず何故娘達から強盗を働く必要があったのであろう?
今回攻撃されたのはまったくジャックに害意がない娘達である。
それなのに暴力を振るわれて財産まで奪われるとはこれはどういう了見か?

恐らく、「俺に逆らえばお前もこうだぜ?」
と言う事を娘に教えておきたかったのであろう。
恐るべしジャック・・・・

英国ではコレが正義として通用するのであろうか・・・?

ちなみに、フランスの場合は
主人公が突然大金持ちになったばかりに捕まり、
強盗を働かないと大金持ちにはなれないよね。と言う軽いノリで死刑を言い渡され
ぶちきれた主人公の棒の魔術により
死刑執行人から何から何まで殺してしまうと言う恐ろしいオチがついた話も存在する。

民話って奥が深い
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by hemorrhage | 2005-02-15 12:37 | 民話分析